東日本大震災後、故郷の岩手県大槌町に戻って町職員になり、その後副町長に就任した北田竹美氏(72)が8月31日、任期途中で辞職した。震災伝承や拠点施設の立ち上げに携わったあと副町長の職に就いたが、度重なる不祥事の渦中に入り、志半ばで身を引いた。 北田氏は大槌町生まれ。東京のIT企業出身...