々に非露光部にも拡大した.カルバマゼピンのみ内服を中止し,ステロイド内服にて軽快した.光パッチテストでカルバマゼピンに陽性であった.カルバマゼピンによる光線過敏症型薬疹の報告は他の臨床型と比し少ないが,重症化する可能性があり,注意を要する.本例は多形紅斑型薬疹に移行した稀な症...
·ジョンソン症候群(SJS)4例,多形滲出性紅斑(EEM)6例,紅斑丘疹型中毒疹(MP)16例の計41症例で,血清中各HHV群特異的抗体価測定,血清および末梢血白血球のPCR法によるHHV群DNA検出,サイトメガロウイルス(CMV)抗原測定を行い,HHV群の活性化を比較検討した.DIESでは,7例でHHV-6の再活性化を認め,そ...