室牛地区は現在、小学1年生から80代までの7世帯計16人が暮らしている。過疎化が進む中、担い手がいなくなった水田は住民でつくる営農組合が守り続けており、計約4・7ヘクタールの地区の水田に耕作放棄地は一つもない。 「先祖代々受け継いできた田んぼと里山のある景観を次の世代につなげて...